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子どもが部屋の電気のスイッチをバシバシ押すので、表示灯のないスイッチだと電気が通っているのか通っていないのか分からず不便に感じるようになってきました。
そこで、スイッチをほたるスイッチやほたるパイロットスイッチにDIYで交換しました。今回はその作業内容をまとめてます。なお、壁スイッチの交換には電気工事士の資格が必要となるため、実際に作業する際には資格取得しましょう。
表示灯付きスイッチは3種類 : ほたる、パイロット、ほたるパイロット
表示灯付きスイッチは3種類あります。
ほたるスイッチは、スイッチOFFのときに表示灯が点灯します。光る色はスイッチの種類に依りますが、よく目にする製品は緑色に光るものが多いです。回路イメージを見ると、スイッチONで光りそうですが、発光部(下図の電球)の抵抗値がスイッチのON抵抗よりも十分大きいため、スイッチONのときに発光部にはほとんど電流が流れません。
ほたるスイッチ | スイッチON | スイッチOFF |
---|---|---|
表示灯 | 消灯 | 点灯 |
回路イメージ |
パイロットスイッチは、スイッチONのときに表示灯が点灯します。こちらも光る色はスイッチの種類に依りますが、よく目にする製品は赤色に光るものが多いです。
パイロットスイッチ | スイッチON | スイッチOFF |
---|---|---|
表示灯 | 点灯 | 消灯 |
回路イメージ |
ほたるパイロットスイッチは、スイッチONのときもOFFのときも表示灯が点灯します。こちらも光る色はスイッチの種類に依りますが、よく目にする製品は赤色と緑色に光るものが多いです。
ほたるパイロットスイッチ | スイッチON | スイッチOFF |
---|---|---|
表示灯 | 点灯 | 点灯 |
回路イメージ |
表示灯付きのスイッチにすれば、スイッチのON/OFF状態が一目瞭然になります。どのスイッチを使うかに決まりはないですが、周囲が暗い状況でスイッチを探す可能性があるところはほたるスイッチを使うケースが多いです。
必要な道具
スイッチの交換に必要な道具ですが、ドライバー類はスイッチの取り外し・取り付けに使用するため必須になります。
また、ブレーカーを落として作業することになるため、照明があると便利です。水平器はスイッチの傾きを確実になくしたい場合にあると便利になります。
道具はどれでもいいのですが、プラスドライバーは電動ドライバーがおすすめです。照明は明るくて自立するものが使いやすいですが、スイッチ交換のためだけに照明を購入するのは微妙なので、キャンプなどのアウトドア用途にも使いやすいWAQのLEDランタンがおすすめです。
今回用意した機材
今回は、ほたるスイッチ片切、ほたるスイッチ3路、ハンドル、ハンドル用ネームカードを用意しました。
スイッチの種類の詳細はPanasonicのHPが参考になります。用途に合わせて必要なスイッチとハンドルを購入します。
スイッチ交換手順
具体的な交換手順は以下の通りです。
- Step1プレートを外す
マイナスドライバーでプレートを外します
- Step2スイッチカバーを外す
プラスドライバーでスイッチカバーを外します
- Step3ハンドルを外す
マイナスドライバーでスイッチのハンドルを外します
- Step4連用取付枠を外す
プラスドライバーで連用取付枠を外します。この辺りからブレーカーを落としましょう。
- Step5スイッチを取付枠から外す
マイナスドライバーでスイッチを取付枠から外します。正しい位置に掛かっていれば、軽く力をかけるとスイッチが外れます。
- Step6スイッチから配線を外す
スイッチにマイナスドライバーを差し込む部分があるので、そこにマイナスドライバーでスイッチに接続している配線を外します。差し込んでから配線を引くと、配線が引き抜けます。
- Step7壁からの配線を交換先のスイッチに付け替える
配線を引き抜いたら、その配線を交換先のスイッチに付け替えます。このとき、配線が露出しないようにしっかり差し込みます。
- Step8連用取付枠にスイッチを取り付ける
スイッチの片側が取付枠に噛むようになっているので、一方を噛ませた後にもう一方を押し込みます。
- Step9連用取付枠を取り付ける
配線が押し返してくるので、手でしっかり抑えながら、プラスドライバーで連用取付枠を壁に取り付けます。
- Step10プレート・スイッチカバー・ハンドルを取り付ける
取り外したときと逆の手順でプレートなどを取り付けます。
スイッチ交換 Before – After
ほたるスイッチへの置き換えた前後での見た目の比較です。
ほたるスイッチに置き換わることで、電気の消灯・点灯の状態が分かりやすくなりました。また、ネームを入れたことで、どこのスイッチかも分かりやすくなりました。この箇所の場合、並んでいる他のスイッチと見た目の統一感が出て、見栄えもよくなりました。
ネーム入りのスイッチの箇所も表示灯が付くことで、より電気の点灯状態が分かるようになりました。
子どもがスイッチにイタズラをしても電気の状態が分かるようになるので、ほたるスイッチへの交換はオススメです。
DIYでの交換には電気工事士が必要なため、ヤマダ電機やエディオンネットショップなどのお近くの電気屋さんに相談してみてください。DIYで交換してみたい方は資格取得に挑戦してみましょう。
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